工業高校に限りませんが高校生は資格試験を学校単位で受験することもありますが、就職を考えると取得できる資格はできるだけ多く取っておくと有利です。

ここでは工業系の資格について高校在学中に取得可能な資格と受験内容など資格試験概要を紹介しておきます。

ここに上げている資格以外にも受験資格の必要無い資格は取れます。
余裕のある人はいろいろチャレンジしておくと将来仕事で役に立てることができるでしょう。

機械系

 \(\large{\color{red}{\fbox{ボイラー取扱者}}}\)

ボイラー(小規模)取扱者とは小規模なボイラーを取り扱うのに必要な資格です。
小規模ボイラーの取扱いにあたっては、ボイラー取扱技能講習を修了した者でなければなりません。
講習の後の修了試験に合格する必要があります。

ボイラー(小規模)取扱者の資格取得後、\(\,4\,\)か月の実務を経験すれば\(\,2\,\)級ボイラー技士の受検資格を得る事ができます。

《国家資格》
【技能講習時期】
年間\(\,5\,\)回程度開催
各支部によって異なるので、受験する日本ボイラ協会の各支部へ必ず確認。
【試験会場】
各都道府県

 ⇒ ボイラー(小規模)取扱者の資格の取り方

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{基礎製図検定}}}\)

基礎製図検定とは全国工業高等学校長協会主催の製図の基礎知識の理解度を調べる検定試験です。
工業高校の機械科および建築科では就職後の仕事に活かせる知識となりますので学校単位で受験することもあります。

合否決定は学校ごとに定める委員会で審査し、当該学校長が決定します。

《民間資格》
【試験時期】年\(\,1\,\)回実施 \(\,10\,\)月(年度によっては\(\,9\,\)月)
【試験会場】受検を希望する学校

 ⇒ 基礎製図検定とは?合格率と資格取得の方法

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{機械製図検定}}}\)

機械製図検定とは全国工業高等学校長協会が行う基礎製図検定の上位試験になります。
工業高校生は\(\,3\,\)年生のときに受けることになりますが、\(\,1\,\)次試験はともかく、\(\,2\,\)次試験であきらめてしまう人も多いです。

《民間資格》
【試験時期】
■第\(\,1\,\)次試験  年\(\,1\,\)回実施 \(\,6\,\)月上旬~\(\,6\,\)月中旬
■第\(\,2\,\)次試験  年\(\,1\,\)回実施 \(\,6\,\)月下旬から\(\,7\,\)月上旬
【試験会場】
受験を希望する学校

 ⇒ 機械製図検定とは?日程や試験内容と合格率や難易度と合格者のアドバイス

 \(\large{\color{red}{\fbox{危険物取扱者}}}\)

危険物取扱者試験とは資格試験に合格した危険物を取り扱うことができるようになる国家資格です。
大きく分けると甲、乙、丙、の\(\,3\,\)種類がありますが各種類によって取り扱える危険物が異なります。

《国家資格》
【試験時期】
頻繁(受験を予定している都道府県の各支部に確認)
比較的回数の少ない甲種でも都道府県によっては\(\,2\,\)カ月に\(\,1\,\)回程度、特に乙\(\,4\,\)は回数が多い。
【試験会場】
全国各地(高校生だけが受験できる高校が受験会場になることもある)

 ⇒ 危険物取扱者試験とは?資格の種類と難易度と合格へのコツ

機械系・電気系・建築系 共通

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{情報技術検定}}}\)

情報技術検定とは、全国の工業高校校長で組織される協会主催の文部科学省後援の、基礎的な情報処理の習得を目的とする資格試験です。
同じ文部科学省後援の情報検定(J検)とは別物です。

《民間資格》
【試験時期】年\(\,2\,\)回実施 \(\,6\,\)月・\(\,11\,\)月
【試験会場】受験希望校

 ⇒ 情報技術検定とは?試験概要と日程および合格率

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{計算技術検定}}}\)

計算技術検定とは、工業高校校長協会が主催する計算力の検定試験で、計算実務能力検定とは違います。
電卓を正しく利用出来る能力向上を目的とする試験で、工業では習わないものも含む数学の基礎的な内容になります。

《民間資格》
【試験時期】年\(\,2\,\)回実施 \(\,6\,\)月・\(\,11\,\)月
【試験会場】受検を希望する学校

 ⇒ 計算技術検定とは?受験資格と試験問題内容と合格基準

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{実用英語技能検定}}}\)

実用英語技能検定(英検)は一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式 スピーキング)でコミュニケーション能力を的確に判定します。
なお、\(\,3\,\)級以上に関してはライティングも含まれ判定は\(\,4\,\)技能となります。
社会で求められる実用英語が出題される英検はの試験区分は、\(\,1\,\)級、準\(\,1\,\)級、\(\,2\,\)級、準\(\,2\,\)級、\(\,3\,\)級、\(\,4\,\)級、\(\,5\,\)級の\(\,7\,\)つに分かれています。
実力に応じて、入試での優遇・留学時の語学力証明資格・学生の就職活動・企業での海外業務などにメリットがある日本最大級の検定試験です。

《民間資格》
【試験時期】
年\(\,3\,\)回実施
■第\(\,1\,\)回 
・一次試験 \(\,6\,\)月上旬) 
・二次試験 \(\,7\,\)月上旬
■第\(\,2\,\)回 
・一次試験 \(\,10\,\)月中旬
・二次試験 \(\,11\,\)月上旬
■第\(\,3\,\)回 
・一次試験 \(\,1\,\)月下旬
・二次試験 \(\,2\,\)月下旬 
【試験会場】
全国約\(\,230\,\)都市・\(\,400\,\)会場と、海外\(\,4\,\)都市で実施する公開会場
\(\,1\,\)級の二次試験のみ札幌・仙台・横浜・東京・新潟・名古屋・京都・大阪・広島・福岡・那覇の\(\,11\,\)都市

 ⇒ 実用英語技能検定(英検®)の試験内容や日程および各級の合格スコアと難易度

 ⇒ 工業英語検定(工業英検)4級の試験日程や内容と公式過去問および難易度

工業英語能力検定は、科学技術文書を正しく書く読む能力を客観的に評価する資格検定です。
4級は工業高校・工業高等専門学校程度工業英語の知識を持つ人のレベルとなっています。

まとめ

余裕のある人は、各種の技能レベルを国が証明する試験(技能試験)をチェックしてみましょう。

 ⇒ 技能士検定の職種と試験の受験資格や日程および合格率

技能試験の合格者は、技能士と名乗ることができます。
技能士は名称独占資格です。