美術検定とは、美術作品の観察力を深めて美術鑑賞に役立て、美術の魅力を伝える活動にも活かせる美術鑑賞者を目指す、4つにレベル分けされた検定試験です。
ここでは、1級の試験日程や試験内容と独学用のテキストと過去問、参考書籍についてお伝えします。
資格または検定試験名
美術検定(民間資格)
美術検定とは
美術検定は、美術作品の観察力を深めて充実した美術鑑賞に役立て、美術の魅力を伝える活動にも活かせる美術鑑賞者を目指す、\(\,4\,\)つにレベル分けされた検定です。
日本や海外で美術館や展覧会をもっと楽しみたい人、教養として美術史の基礎を身に付けたい人、美術から得た感動を人にも伝えたい人におすすめの検定試験です。
≪\(\,4\,\)つのレベル≫
●\(\,4\,\)級(アートを楽しむ)
西洋美術・日本美術の基礎知識として、代表的な作品や作家を知る。
⇒ 美術検定とは?4級の試験(CBT)日程や内容と独学用テキストと問題集
●\(\,3\,\)級(アートの歴史を知る)
西洋美術・日本美術の基礎知識に加え、動向や形式など美術史に関わる概念を理解し、歴史的な流れを知る。
⇒ 美術検定とは?3級の試験日程や内容と独学用テキストと問題集
●\(\,2\,\)級(アートの知見を広げる)
美術に関する幅広い知識を持ち、美術史に関わる様々な概念を理解する。また美術鑑賞の場の役割や現状を理解する。
⇒ 美術検定とは?2級の試験日程や内容と独学用テキストと問題集
●\(\,1\,\)級 アートナビゲーター(アートを伝える)
美術に関する幅広い知識・情報をもとに、美術作品や美術をめぐる動向について自身で解釈・思考ができる。
さらに他者に対し、作品のより深い理解へ導くための具体的なナビゲート(道案内)の方法や手段を考えることができる。
1級の受験資格
美術検定(もしくは旧アートナビゲーター検定)\(\,2\,\)級取得者のみ受験できます。
※\(\,1\,\)級は併願受験ができません。
1級の試験内容と受験対策方法
試験内容
試験時間:\(\,90\,\)分
出題形式:記述式(\(\,1,000\,\)文字以内で解答を作成)
試験範囲:美術に関する幅広い知識・情報をもとに、美術作品や美術をめぐる動向について自身で解釈・思考ができるか、
また、他者に対して作品のより深い理解へ導くための具体的なナビゲート(道案内)の方法や手段を考えることができるかを問われます。
合格基準:一定の基準に達すれば合格
対策方法
\(\,90\,\)分間に\(\,1,000\,\)文字以内で解答を作成しなくてはなりませんので、制限時間内にポイントをまとめる練習をしましょう。
美術検定HPに過去問題と解答例が掲載されているので大いに活用して合格を目指しましょう。
【公式テキスト】
・改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定\(\,1\,\)・\(\,2\,\)・\(\,3\,\)級公式テキスト
・続 西洋 日本美術史の基本 美術検定\(\,1\,\)・\(\,2\,\)級公式テキスト
・アートの裏側を知るキーワード
【すべての級の出題範囲の典拠となる書籍】
・増補新装 カラー版 西洋美術史
・増補新装 カラー版 日本美術史
※美術検定HPから購入できます。
1級の試験頻度および日時や時期
年\(\,1\,\)回実施 \(\,11\,\)月
※詳しい日程は、美術検定HPで確認してください。
1級の試験会場
東京・大阪
※会場は受験票で確認下さい。
1級の受験料
\(\,9,990\,\)円
主催・試験実施団体
名称:一般社団法人 美術検定協会
住所:東京都千代田区平河町2-5-7 ヒルクレスト平河町1階
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