行政書士になるにはいくつか方法がありますが、行政書士試験に合格することでも資格を得ることができます。
試験の受験資格や試験科目と難易度や合格率などの試験概要をお伝えします。

センターでは試験内容情報を出してくれませんので、過去問を見て対策することになります。
法律に関する内容が多い国家資格なので簡単ではありません。

行政書士とは

行政書士は、行政書士法第1条の2、第1条の3の規定に基づいて、他人からの依頼を受け報酬を得て、法人設立の手続きや外国人の永住許可申請などの官公署に提出する書類の作成を行います。
また、憲法で保障されている権利行使や義務履行に関する書類(遺産分割協議書、内容証明 など)を作成する専門家です。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

行政書士試験:(通称)行政書士国家資格

≪行政書士の登録≫
行政書士となる資格を有する者は、日本行政書士会連合会が備える行政書士名簿への登録を行うことで、行政書士となります。
登録資格手続の詳細は日本行政書士会連合会に確認してください。

受験資格

誰でも受験できます。

試験内容と受験対策方法

試験内容

試験方法:筆記試験
問題数:\(\,60\,問(\,300\,点満点)\)
配点:
・5肢択一式 \(\,1\,問につき\,4\,点\)
・多肢選択式 \(\,1\,問につき\,8\,点(一部\,2\,点)\)
・記述式   \(\,1\,問につき\,20\,点\)

■行政書士の業務に関し必要な法令等(46問)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法および基礎法学の中からそれぞれ出題されます。
出題形式:
択一式(\(\,5\,肢択一式\,40\,問・多肢選択式\,3\,問\))
記述式(\(\,3\,問\))
\(\,40\,字程度で記述\)するものが出題されます。

■行政書士の業務に関連する一般知識等(\(\,14\,題\))
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
出題形式:択一式(5肢択一式 \(\,14\,問\))

合格基準点:
次の要件をいずれも満たした者が合格となります。
・行政書士の業務に関し必要な「法令等」科目の得点が、\(\,122\,点以上\)(満点の\(\,50\,\)%以上)の者
・行政書士の業務に関連する「一般知識等」科目の得点が、\(\,24\,点以上\)(満点の\(\,40\,\)%以上)の者
・ 試験全体の得点が、\(\,180\,点以上\)(満点の\(\,60\,\)%)の者

※ただし合格基準については、その年度の試験問題の難易度が過去と比較して著しく変動していると認められた場合に、補正的措置を加えられることもあります。
(合格基準点は受験者に通知され、行政書士試験研究センターのHPでも公表されます。)

対策方法

参考書・問題集での独学
専門学校・専門講座
通信講座

行政書士試験は、独学では合格する事が難しいといわれていますが、独学で挑戦しても合格している人もいます。

独学で学習する場合は、法律の参考書と問題集や判例集が必要です。
自分が理解できそうな内容で、試験範囲を網羅できそうなもの(まえがきを読んで判断)下記の参考書を選び、確実に勉強できる時間を作りましょう。
・法律の基礎知識
・民法
・行政法
・憲法
・会社法
出題数の多い民法や行政法を中心に基礎学力を身につけ、問題集や判例集で対応力をつけるのがポイントです。

受験に集中できる、働きながら学習するなど、それぞれの環境によっても変わりますので、通信講座や通学講座を選ぶのも良いでしょう。

試験頻度および日時や時期

 \(年\,1\,回\hspace{10pt}11\,月\)

試験会場

全国47都道府県
毎年\(\,7\,月\)の\(第\,2\,週\)に公示されるので、行政書士試験研究センターHPで確認してください。

現在住まいや住民票記載住所などに関係なく全国の試験場で受験ができます。

受験料

 \(7,000\,円\)

過去数年の平均合格率および難易度

 合格率:\(\,15\,%\)前後

難易度は高いので独学での合格は不可能ではありませんが、厳しい資格試験だといえます。

主催・試験実施団体

名称:一般財団法人 行政書士試験研究センター
住所:東京都千代田区一番町25番地 全国町村議員会館3階