色彩検定は多彩な分野で活躍できる、色の専門家としての資格を持つための文部科学省が後援している検定です。
気になる検定の難易度や日程および受験料などをお伝えします。
対策としては独学になりますので、各級ごとの対策テキストなどもご紹介しておきます。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

文部科学省後援 色彩検定:(通称)色彩検定公的資格

3級
2級
1級
※2018新設
UC級

受験資格

3級】:制限はありません。
2級】:制限はありません。
1級】:制限はありません。
UC級】:制限はありません。

試験内容と受験対策方法

試験内容

3級

  1. 色のはたらき
    ●色のはたらき
  2. 光と色
    ●色はなぜ見えるのか?
    ●眼のしくみ
    ●照明と色の見え方
    ●混色
  3. 色の表示
    ●色の分類と三属性
    ●PCCS
    ●言葉による色表示
  4. 色彩心理
    ●色の心理的効果
    ●色の視覚効果
    ●色の知覚的効果
  5. インテリア
    ●インテリアと色彩
    ●インテリアのカラーコーディネーション
  6. 色彩調和
    ●配色の基本的な考え方
    ●色相から配色を考える
    ●トーンから配色を考える
    ●配色の基本的な技法
    ●配色演習の解答例と解説
  7. 色彩効果
    ●色彩と構成
  8. 色彩と生活
    ●色彩と生活
  9. ファッション
    ●ファッションとは
    ●ファッションと色彩
  10. 慣用色名

など。
以上のような色彩に関する基本的な事柄を理解しているかを問われます。

解答方式:マークシート方式

問題数:100問~

試験時間:70分

合格基準:70%前後の正答率
(各検定試験の問題の難易度によって多少の変動があります。)

2級

  1. 生活と色
    ●身の回りの色の見え方
  2. 光と色
    ●光の性質と色
    ●視覚系の構造と色
    ●照明
  3. 色の表示
    ●マンセル表色系
    ●色名
  4. 色彩調和
    ●色彩調和
    ●自然の秩序からの色彩調和
    ●自然から学ぶ配色
    ●配色技法
    ●配色演習の解答例と解説
  5. 配色イメージ
    ●配色イメージ
  6. ビジュアル
    ●ビジュアルデザインと色彩
  7. ファッション
    ●ファッション企画
    ●ファッションと配色
    ●繊維
    ●売り場における商品陳列と色彩
  8. プロダクト
    ●プロダクトデザインと色彩
  9. インテリア
    ●インテリアデザインと色彩
    ●インテリアの配色
    ●インテリアスタイルと色彩
    ●インテリアの素材
    ●インテリアの照明
  10. エクステリア環境
    ●エクステリア環境と色彩
    ●エクステリア環境のカラーコーディネーション
    ●住宅のエクステリア環境色彩
    ●住宅エクステリア材料
    ●住宅エクステリアの照明
    ●住宅エクステリアにおける色彩計画の手順
  11. 慣用色名

など。
3級の内容に加え、以下のような基本的な事柄を理解し、技能を持っているかを問われます。

解答方式:マークシート方式

問題数:100問~

試験時間:80分

合格基準:70%前後の正答率
(各検定試験の問題の難易度によって多少の変動があります。)

1級

  1. 色彩と文化
    ●ヨーロッパの色彩文化
    ●日本の色彩文化
  2. 色彩調和論
    ●色彩調和論
  3. 光と色
    ●色の知覚
    ●色覚特性と視覚変化
    ●色覚説
    ●心理的な見えによる色の分類
    ●照明
    ●混色
  4. 色の表示
    ●CIE XYZ 表色系
    ●均等色空間とL*a*b* 色空間
    (L*a*b* 色空間:明度を表す次元Lと補色次元a,bを組み合わせた補色空間)
    ●オストワルト表色系
    ●NCS(色表系の一種)
    ●色名
  5. 色彩心理
    ●心理評価法
    ●色の心理的効果
    ●色知覚の複雑性
  6. 配色イメージ
    ●配色イメージ
    ●イメージ別配色法
  7. ビジュアル
    ●コーポレートアイデンティティ
    ●コーポレートアイデンティティの事例
  8. ファッション
    ●ファッションカラーの変遷
    ●ファッションビジネスの世界
    ●商品企画
    ●アパレルの商品企画の事例
    ●繊維
  9. プロダクト
    ●色彩計画のプロセス
    ●プロダクトデザインと色彩
    ●プロダクトデザインと素材
  10. インテリア
    ●インテリアカラーコーディネーションと色彩計画
    ●非住宅空間の色彩
  11. ユニバーサルデザイン
    ●ユニバーサルデザインの概要
    ●ユニバーサルデザインの色彩

など。
2級と3級の内容に加え、以下のような事柄を十分に理解し、技能を持っているかを問われます。

解答方式
1次:マークシート方式(一部記述式)
2次:記述式(一部実技)

問題数:

試験時間:
1次90分
2次90分

合格基準:70%前後の正答率
(各検定試験の問題の難易度によって多少の変動があります。)

1次1級試験免除システム「1免」
色彩検定では、1級1次試験に合格し、2次試験に不合格になった場合、または2次試験を欠席した場合は、その後2年間(2回)に限り1次試験が免除になり、2次試験の結果のみで合否が決定されます。ただし、その場合でも新たに受検申込みが必要となります。

UC級

  1. 色が見えるしくみ
  2. ユニバーサルデザイン
  3. 色覚多様性
  4. 高齢者の見え方

など。
配色における注意点や改善方法を理解しているを問われます。

解答方式:マークシート方式

問題数:

試験時間:60分

合格基準:70%前後の正答率
(各検定試験の問題の難易度によって多少の変動があります。)

※UC級は2018年度冬期から新設された級になります。

UCとは「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い」です。 特定の色の組み合わせが判別しにくい人は、日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人で、約350万人存在するといわれています。 また、加齢によって色を見分ける力などの視機能が衰えることがわかっており、高齢化が進む中で大きな課題となることが予想されます。このような特性について理解し、配慮した色使いができる人を増やし、誰もが暮らしやすい社会を目指します。
(色彩検定協会)

対策方法

テキスト・参考書での独学
または
通信講座:色彩検定3級の内容

公式のテキストがあります。
また過去問題集も販売されています。

試験頻度および日時や時期

3級】:年2回 6月、11月
2級】:年2回 6月、11月
1級】:年1回 11月(1次)、12月(2次)
UC級】:年1回 12月

試験会場

  • 北海道エリア
    札幌 釧路 帯広
  • 東北エリア
    八戸 盛岡 仙台 秋田 山形 郡山
  • 関東エリア
    水戸 土浦 宇都宮 足利 前橋 さいたま 千葉
    東京 横浜
  • 甲信越エリア
    新潟 甲府 長野 松本
  • 北陸エリア
    富山 金沢 福井
  • 東海エリア
    岐阜 静岡 浜松 名古屋 四日市
  • 近畿エリア
    滋賀 京都 大阪 神戸 奈良 和歌山
  • 中国エリア
    鳥取 松江 岡山 広島 防府 下関
  • 四国エリア
    徳島 高松 松山 高知
  • 九州エリア
    福岡 佐賀 長崎 大分 宮崎 熊本 鹿児島
  • 沖縄エリア
    沖縄
※1級2次試験・UC級の受検地は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の6エリアに限られます。

受験料

3級】:7,000円
2級】:10,000円
1級】:15,000円(1次免除の場合も同じ)
UC級】:6,000円

併願受験可:検定級の試験時間がずらされているので併願できます。

併願受検について 色彩検定では全ての級の併願が可能です。試験時間は重複しないようになっています。併願受検を希望する場合は併願する全ての級の検定料を合計金額お支払ください。別々での願書で申込みまれた場合、試験会場が別々になる恐れがありますのでご注意ください。 (色彩検定協会)

過去数年の平均合格率および難易度

3級

70~75%

2級

65%前後

1級

35%前後

UC級】---

主催・試験実施団体

名称:公益社団法人 色彩検定協会
住所:大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30ニッセイ新大阪ビル16F