日本掃除能力検定の5級から1級までの日程や試験問題内容と対策方法など、
資格内容や受験料などの概要をお伝えします。
掃除検定は家庭内の掃除の初歩から、業務としての掃除テクノロジーなど幅広い知識の利用ができます。
5級から順に取得するしかありませんが、スキルアップして就職でも有利にしてはいかかでしょう。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

日本掃除能力検定:(通称)掃除検定(掃検)民間資格

 \(\large{\color{black}{\fbox{5級(パーソナルコース)}}}\) 取得後『掃除検定士5級』

 \(\large{\color{green}{\fbox{4級(オフィシャルコース)}}}\) 取得後『掃除検定士4級』

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{3級(メジャーコース)}}}\) 取得後『掃除検定士3級』

 \(\large{\color{orange}{\fbox{2級(ビジネスコース)}}}\) 取得後『掃除検定士2級』

 \(\large{\color{red}{\fbox{1級(アカデミーコース)}}}\) 取得後『掃除検定士1級』

受験資格

 \(\color{black}{\fbox{5級(パーソナルコース)}}\):年齢など制限はありません。

 \(\color{green}{\fbox{4級(オフィシャルコース)}}\):5級認定者

 \(\color{magenta}{\fbox{3級(メジャーコース)}}\):4級認定者

 \(\color{orange}{\fbox{2級(ビジネスコース)}}\):学科は3級認定者

 \(\color{red}{\fbox{1級(アカデミーコース)}}\):

試験問題内容と受験対策方法

試験問題内容

 \(\color{black}{\fbox{5級(パーソナルコース)}}\)

5級テキストから

  1. 知識としての掃除
  2. 技能としての掃除
  3. 作法としての掃除

について

  • 掃除の基本原則
  • 洗剤
  • 用具
  • 機械の知識
  • 対象素材
  • 建材の知識
  • 作業動作の知識識

などが問われます。

試験方式:筆記試験(選択式)のみ

問題数:\(50\,問\)の出題

試験時間:\(45\,分\)

合格基準:100点満点中\(70\,点以上\)

 \(\color{green}{\fbox{4級(オフィシャルコース)}}\)

4級テキストから

  1. 業務としての掃除
  2. 掃除の実務
  3. 作法としての掃除

について

  • 感染防止対策
  • マニュアルの作成
  • チェックシートの作成
  • カビ・サビの除去方法

などが問われます。

試験方式:筆記試験(選択式)のみ

問題数:\(50\,問\)の出題

試験時間:\(45\,分\)

合格基準:100点満点中\(70\,点以上\)

 \(\color{magenta}{\fbox{3級(メジャーコース)}}\)

3級テキストから

  1. 用具・機械の構造と使い方
  2. 基本施工業務
  3. 作法としての掃除

について

  • 硬質床面の洗浄・ワックス塗布
  • 繊維床面の洗浄・シミ抜き
  • トイレ・洗面所・キッチン・ユニットバスの清掃

などが問われます。

試験方式:筆記試験(選択式)のみ

問題数:\(50\,問\)の出題

試験時間:\(45\,分\)

合格基準:100点満点中\(70\,点以上\)

 \(\color{orange}{\fbox{2級(ビジネスコース)}}\)

2級テキストから

掃除テクノロジー関連事業で独立・開業される経営者に必要な知識

について

  • カーペットの素材別特長とメンテナンス方法
  • 石材・ガラス・イス・ソファーなどの清掃

などが問われます。

試験方式:筆記試験(選択式)および実技試験

問題数:\(50\,問\)の出題

試験時間: \(60\,分\)

合格基準:100点満点中 \(80\,点以上\)

学科試験と実技試験両方合格後に認定

2級試験前講習

『掃除能力2級検定実施試験の試験前講習』(\(28,000\,円\))
がありますがこれは講習会です。
実技試験とは異なりますのでご注意下さい。

講習内容:2級実技試験の内容

併願受験について

上級への受験は5級から順に受験することになりますが、
同日に複数の級を(5級から2級の学科まで続けて)受験する併願受験が可能です。
ただし、
下位の級で不合格となった場合、上位級に合格しても再度受験して下位の級に合格しない限り上位級の認定証は協会預りとなります。
例えば、5級と4級を併願して、4級合格、5級不合格となった場合は後日受験し直して、5級に合格しないと4級の認定はされないということです。

併願はできますが、各級の試験開始時間は受験案内には書かれていません。
(\(9:00\,~\,15:00\,\)の間)
会場も受験する場所によって違いますので詳しいことは事務局にお問い合わせ下さい。

 \(\color{red}{\fbox{1級(アカデミーコース)}}\)

掃除テクノロジー全般について特殊な掃除の知識と技術
について

  • 木部の洗い・シミ抜き
  • 石材の洗浄・シミ抜き
  • 部分塗装(タッチアップ)
  • 消毒・殺菌の知識と技術(ATP検査)

筆記試験
実技試験
論文の作成
ボランティア活動

認定試験となる5級から2級の学科のように『定期試験』がありません。
定期的にではないので、2級の実技試験もそうですが、
1級については特に、
2級認定後、日本掃除能力検定協会に問い合わせた方が良さそうです。

対策方法

公式テキストでの独学
および
2級専門講座
※3級認定者のみ受講可

試験頻度および日時や時期

定期的に行われる5級から2級の学科試験

東京:
5級から3級  年6回(\(2,4,6,8,10,12\,月\))
2級学科  年2回(\(6,12\,月\))

大阪:
5級から3級のみ  年2回(\(5,11\,月\))

など開催地により違いますので詳細は前もって協会へ問い合わせて下さい。

試験会場

主な開催都市は、
5,4,3級: 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、松山、博多
2級(学科): 東京のみ

受験料

公式テキストは必要なのでテキスト代とともに記載します。

 \(\color{black}{\fbox{5級(パーソナルコース)}}\):テキスト \(2,700\,円\) 受験料 \(7,560\,円\)

(5級テキストは改訂され書店で販売されています。Amazonでも販売中。)

 \(\color{green}{\fbox{4級(オフィシャルコース)}}\):テキスト \(1,944\,円\) 受験料 \(7,560\,円\)

 \(\color{magenta}{\fbox{3級(メジャーコース)}}\):テキスト \(1,944\,円\) 受験料 \(7,560\,円\)

 \(\color{orange}{\fbox{2級(ビジネスコース)}}\):テキスト \(1,944\,円\) 受験料 \(7,560\,円\)

(実技試験前講習費: \(28,000\,円\))

 \(\color{red}{\fbox{1級(アカデミーコース)}}\):テキスト(未定)

過去数年の平均合格率および難易度

非公開のため不明

主催・試験実施団体

名称:一般社団法人 日本掃除能力検定協会
住所:東京都港区赤坂2-17-55 開盛ビル

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