貿易実務検定®A級の試験日程や概要と学習に使用する公式テキストや過去問、気になる合格率や難易度についてお伝えします。

貿易実務検定®は、貿易実務のエキスパートとしての能力・知識を客観的に測る検定試験です。
A級・B級・C級に等級が分かれています。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

貿易実務検定®:(民間資格

各等級のレベル

●C級
定型業務をこなすために必要な知識がある\(\,1~3\,\)年以上の実務経験レベル

 ⇒ 貿易実務検定C級の試験日程や概要とテキストや過去問および合格率

●B級
貿易実務経験者の中堅層で\(\,1~3\,\)年以上の実務経験のレベル

 ⇒ 貿易実務検定B級の試験日程や概要とテキストや過去問および合格率

●A級
貿易実務において判断業務を行うことができる\(\,3~4\,\)年以上の実務経験のレベル

A級の受験資格

誰でも受験できます。

A級の試験内容と受験対策方法

試験内容

試験時間:\(\,190\,\)分
■貿易実務・貿易マーケティング(\(\,120\,\)分)
■貿易実務英語(\(\,70\,\)分)
出題形式:選択式と記述式
試験科目:\(\,3\,\)科目
■貿易実務
・貿易と環境(基礎的な事項)
・貿易経済の知識
・貿易の流れ
・貿易金融
・貿易書類
・貿易法務
・貿易税務
・通関知識
・貿易保険
・外国為替
・航空貨物
・クレーム
■貿易マーケティング(基礎的な事項)
■貿易実務英語
・商業英単語
・英文解釈
・英作文
配点:\(\,450\,\)点満点
・貿易実務(\(\,200\,\)点)
・貿易実務英語(\(\,150\,\)点)
・貿易マーケティング(\(\,100\,\)点)
合格基準点:各回毎の基準点(\(\,3\,\)科目の合計)

対策方法

テキスト・問題集での独学
通学講座・通信講座

【公式テキスト・問題集・本試験問題】
合格に必要な力をつけるために、日本貿易実務検定協会で販売している「公式のテキスト・問題集・本試験問題」を活用しましょう。

■貿易実務検定®A級対応の学習アイテム
・貿易実務アドバンストマニュアル
・B級・A級のための貿易実務アドバンスト演習テキスト
・貿易実務検定® A級対策問題集
・貿易実務検定®A級本試験問題

※公式のテキスト・問題集・本試験問題は、一般書店では販売していません。
貿易実務検定HPから購入できます。

≪学習ポイント≫
\(\,1.\,\)テキストを読む
\(\,2.\,\)問題集・本試験問題に取り組む
\(\,3.\,\)間違えたところ、わからないところをテキストで復習する
そして、これらを繰り返すことが重要です。

【通学講座(東京)】
また、貿易実務検定®必勝の王道とされるオフィシャル通学講座(東京)も開催されます。

■貿易実務上級(書類作成)講座

※日程などの詳細は貿易実務検定HPで確認してください。

A級の試験頻度および日時や時期

年\(\,2\,\)回実施  \(\,7\,\)月・\(\,12\,\)月

A級の試験会場

全国の主要都市\(\,3\,\)つの会場
東京・名古屋・大阪

A級の受験料

A級  \(\,12,343\,\)円
A級・B級併願  \(\,19,493\,\)円
 

A級の過去数年の平均合格率および難易度

●2018年7月
受験者数:\(\,72\,\)人  合格者数:\(\,28\,\)人  合格率:\(\,38.9\,\)%

●2017年12月
受験者数:\(\,101\,\)人  合格者数:\(\,31\,\)人  合格率:\(\,30.7\,\)%

●2017年7月
受験者数:\(\,110\,\)人  合格者数:\(\,42\,\)人  合格率:\(\,38.2\,\)%

●2016年12月
受験者数:\(\,131\,\)人  合格者数:\(\,44\,\)人  合格率:\(\,33.6\,\)%

●2016年7月
受験者数:\(\,125\,\)人  合格者数:\(\,33\,\)人  合格率:\(\,26.4\,\)%

●2015年12月
受験者数:\(\,159\,\)人  合格者数:\(\,41\,\)人  合格率:\(\,25.8\,\)%

●2015年7月
受験者数:\(\,158\,\)人  合格者数:\(\,49\,\)人  合格率:\(\,31.0\,\)%

過去数年の平均合格率は\(\,30\,\)%前後難易度は高いと言えます。

主催・試験実施団体

名称:日本貿易実務検定協会® 事務局
住所:東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル25階(株)マウンハーフジャパン内

 ⇒ 通関士とは?試験の日程や内容と独学に重要な過去問および難易度や合格率

 ⇒ 全国通訳案内士試験の概要と筆記試験科目の免除対象者および合格率や難易度

他の国際業務に関する資格試験もチェックしてみましょう。