カラーコーディネーター検定試験は、色彩を理論的に考え企業戦略として採用する企業が増加している中、色彩の専門家として活躍するために役立つ資格で、3級・2級・1級と3段階に分かれています。
ここでは、3級の日程や概要と独学での学習に用意したいテキスト、気になる合格率と難易度についてお伝えします。
資格または検定試験名(正式名称と通称)
カラーコーディネーター検定試験®(公的資格)
私たちは多くの色に囲まれ生活していて、無意識のうちに色彩から大きな影響を受けています。
色にはそれぞれ特性があるので、色彩の知識を身につけることで様々な分野で知識を活かし活躍することが可能な資格と言えます。
3つの試験級と《称号》
●3級(色の基礎)
《称号》
アシスタント・カラーコーディネーター
●2級(色の応用知識(測定・理論・品質管理など)
《称号》
\(\,2\,\)級カラーコーディネーター
⇒ カラーコーディネーター検定試験2級の日程や独学用テキストおよび合格率と難易度
●1級(分野ごとの色の専門知識と活用方法)
《称号》
\(\,1\,\)分野:\(\,1\,\)級カラーコーディネーター「ファッション色彩」
\(\,2\,\)分野:\(\,1\,\)級カラーコーディネーター「商品色彩」
\(\,3\,\)分野:\(\,1\,\)級カラーコーディネーター「環境色彩」
⇒ カラーコーディネーター検定試験1級の日程や独学用テキストおよび合格率と難易度
※\(\,2020\,\)年\(\,6\,\)月よりカラーコーディネーター検定試験は全面改訂されます。
ただし、(\(\,3\,\)級~\(\,1\,\)級)の合格者は、称号はそのまま使えます。
受験資格
誰でも受験できます。
※\(\,1\,\)級、\(\,2\,\)級からの受験や、\(\,1\,\)・\(\,2\,\)級、\(\,2\,\)・\(\,3\,\)級の併願受験も可能
試験内容と受験対策方法
試験内容
公式テキスト\(\,3\,\)級に該当する知識と、それを理解した上での応用力が問われます。
出題形式:選択問題(マークシート方式)
試験時間:\(\,120\,\)分
合格基準:\(\,70\,\)点以上(\(\,100\,\)点満点中)
出題範囲:
\(\,1.\,\)色の性質
\(\,2.\,\)色と心理
\(\,3.\,\)色を表し、伝える方法
\(\,4.\,\)配色と色彩調和
\(\,5.\,\)光から生まれる色
\(\,6.\,\)色が見える仕組み
\(\,7.\,\)色の測定
\(\,8.\,\)混色と色再現
\(\,9.\,\)色と文化
対策方法
テキスト・参考書での独学
\(\,3\,\)級の試験は色彩に関する基礎知識が問われます。
独学で合格可能ですので、公式テキストを熟読し問題集を繰り返し学習しましょう。
■公式テキスト
カラーコーディネーター検定試験® \(\,3\,\)級公式テキスト
■公式問題集
カラーコーディネーター検定試験® \(\,3\,\)級問題集
※東京商工会議所HPより購入できます。
試験頻度および日時や時期
年\(\,2\,\)回実施 \(\,6\,\)月・\(\,12\,\)月
試験会場
全国各地
受験料
\(\,5,250\,\)円
過去数年の平均合格率および難易度
●2018年度
受験者数:\(\,6,397\,\)人 合格者数:\(\,3,743\,\)人 合格率:\(\,58.5\,\)%
●2017年度
受験者数:\(\,6,738\,\)人 合格者数:\(\,4,932\,\)人 合格率:\(\,73.2\,\)%
●2016年度
受験者数:\(\,6,869\,\)人 合格者数:\(\,4,183\,\)人 合格率:\(\,60.9\,\)%
●2015年度
受験者数:\(\,7,747\,\)人 合格者数:\(\,4,663\,\)人 合格率:\(\,60.2\,\)%
●2014年度
受験者数:\(\,7,919\,\)人 合格者数:\(\,5,448\,\)人 合格率:\(\,68.8\,\)%
過去数年の平均合格率は\(\,65\,\)%前後で、難易度は低く業界未経験者が独学でも合格できるレベルと言えます。
主催・試験実施団体
名称:東京商工会議所
住所:東京都千代田区丸の内3丁目2-2 丸の内二重橋ビル
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