POP広告クリエイター検定は幅広いPOP広告作成能力を審査するものです。
学科試験と実技試験がありますので、それぞれの試験科目や内容と合格基準及び受験資格や試験日などの概要とともに、
検定試験の合格難易度や対策に使うテキストの紹介をしておきます。
試験当日必要なものがありますので必ずチェックしておきましょう。
資格または検定試験名(正式名称と通称)
POP広告クリエイター技能審査試験:(通称)POP広告クリエイター(民間資格)
店舗、サービス機関などにおける販売促進知識および販売促進ツールやコミュニケーションツールとしての役割が大きいPOP広告の作成に必要な能力を審査する試験です。
受験資格
誰でも受験できます。
ただし、試験当日必要なものがありますので必ずチェックしてください。
【試験に必要な用具】
■必携
・鉛筆
・消しゴム
・フェルトペン(先端が角型で\(\,6\,~\,10\,\mathrm{mm}\)程度の黒、先端が丸型で\(\,2\,\mathrm{mm}\)程度と\(\,1\,\mathrm{mm}\)程度の黒)
・下敷き用の古新聞数枚、以上は必携。
■他に必要と思われるもの
フェルトペン各種
・定規
・パステル
・色鉛筆 等
試験内容と受験対策方法
試験内容
試験は学試験と実技試験が行われます。
■学科試験
試験時間:\(\,30\,分\)
試験形式:正誤式(〇☓)、マークカード使用
問題数:\(\,50\,問\)
・販売促進一般とPOP広告
・POP広告の種類と役割
・POP広告作成の一般知識
・POP広告作成に使用する用具、 用紙の種類、用途及び使用方法
■実技試験
試験時間:\(\,160\,分\)
手書きによるPOP広告作成作業
・レタリング(角ゴシック、丸ゴシック)
・装飾文字による横長熟語
・ショーカード作成
・プライスカード作成
・ポスター風POP作成
★合格基準
学科試験・実技試験(100点満点中)
\(\color{red}{ともに\,60\,点以上}\)となります。
※実技試験の優秀作品は事前連絡の上、 公開経営指導協会のホームページに掲載されることがあります。
対策方法
テキスト・参考書での独学
専門学校・専門講座
通信講座
美術系大学やデザインの専門学校、通信講座などでPOPの基礎を学んで挑戦する人が多いですが、独学で参考書などを利用した勉強でも、試験に必要なスキルを十分身につけることができます。
書店などでもさまざまな書籍が販売されています。
公開経営指導協会では、次のような講習会や通信講座を開催し、学科テキストを販売しています。
公開経営指導協会に問い合わせてください。
【講習会】
・受験対策直前講習会(開催地:東京)
試験のポイントをおさえた講義と実技演習を実施します。
また、受講者との質疑応答など親切な指導に定評があります。
通常試験の約1ヵ月前ぐらいに開催しています。
【通信講座】
・POP広告実技講座(4ヵ月)
文部科学省認定コース(動画付)〜POP広告クリエイター技能審査試験対応コース〜
【書籍】
■学科テキスト
販売促進
POP広告について
つくり方と種類
作成用具と用紙
色彩・配色の基本
店舗・陳列の基本
情報バリアフリー
基本用語 その他
■実技ワークブック
角ゴシック体の基本
角ゴシック体の漢字・カナ・数字
丸ゴシック体ポイント
装飾文字
ショーカードの作成
プライスカードの作成
ポスターの作成
吊り下げ看板的 その他
試験頻度および日時や時期
\(年\,2\,回\hspace{10pt}\,8\,月と翌年\,2\,月\)
試験会場
全国主要都市
札幌、新潟、金沢、東京、名古屋、大阪、福岡 (予定)
受験料
\(5,400\,円\)
個人で申込みの際は、郵送切手代\(\,164\,円\)が別途必要になります。
過去数年の平均合格率および難易度
合格率:\(\,80\,%\)前後
筆記試験対策ができていれば、実技試験はある程度の練習をしておけば難易度は高くはないといえます。
主催・試験実施団体
名称:一般社団法人 公開経営指導協会
住所:東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館内
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