運行管理者試験は「旅客」と「貨物」の二種類がありますが、自動車を使った運送事業者は営業所ごとに管理者を置くことが義務付けられていますので重要な資格です。

運行管理者の受験資格は実務経験または基礎講習受講の二つがありますので、資格試験の日程などの概要や難易度と合格率をお伝えします。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

運行管理者試験:(通称)運行管理者国家資格

貨物
旅客

合格発表から3ヶ月以内に、運輸支局等に運行管理者資格者証の交付申請をすることが必要です。
申請をしない場合は無効となります。

受験資格

次のいずれか一つに該当する必要があります。

●実務経験1年以上の者
試験日の前日において、自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除く。)の用に供する事業用自動車又は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車(緑色のナンバーの車)の運行の管理に関し、1年以上の実務の経験を有する者。(受験申請時に、実務に関する証明が必要)

●基礎講習修了の者
国土交通大臣が認定する講習実施機関において、1995年4月1日以降実施の試験の種類に応じた基礎講習を修了した者。(受験申請時に、基礎講習修了に関する証明が必要)
・貨物自動車運送事業輸送安全規則(安全規則)に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講した者は、貨物試験の受験資格となります。
・旅客自動車運送事業運輸規則(運輸規則)に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講した者は、旅客試験の受験資格となります。

●基礎講習修了予定の者
国土交通大臣が認定する講習実施機関において、試験の種類に応じた基礎講習を受講予定の者(試験日の前日までに基礎講習を修了予定の者)。

※基礎講習が修了できなかった者、および試験の種類に応じた基礎講習の修了証書の写しが未提出の者は受験できません。

試験内容と受験対策方法

試験内容

貨物
出題数:30問
(1)貨物自動車運送事業法関係(8問)
(2)道路運送車両法関係(4問)
(3)道路交通法関係(5問)
(4)労働基準法関係(6問)
(5)その他運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力(7問)
※ 法令等の改正があった場合は、法令等の改正施行後6ヵ月は改正部分を問う問題は出題されません。

合格基準:
・原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
・(1)~(4)の出題分野ごとに正解が1問以上で、(5)については正解が2問以上あること

旅客
出題数:30問
(1)道路運送法関係(8問)
(2)道路運送車両法関係(4問)
(3)道路交通法関係(5問)
(4)労働基準法関係(6問)
(5)その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力(7問)
※ 法令等の改正があった場合は、法令等の改正施行後6ヵ月は改正部分を問う問題は出題されません。

合格基準:
・原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
・(1)~(4)の出題分野ごとに正解が1問以上で、(5)については正解が2問以上あること。

対策方法

テキスト・問題集での独学
講座

受験をするために1年以上の運行管理に関する実務経験が必要となってきますが、実務経験のない人は運行管理者基礎講習を受講しましょう。

その後の対策として、
【テキスト・問題集で独学の場合】
一夜漬けの学習では合格が困難です。
テキスト・問題集を購入し最低でも1ヶ月から3ヶ月の学習期間は必要です。
試験は法令が中心なので、過去問を繰り返し学習するのが効果的です。

【短期(試験対策)講座】
模擬試験を含めた短期の試験対策講座の開催を利用するのも合格への近道ですが、費用(10,000円~15,000円位)がかかります。

試験頻度および日時や時期

年2回   8月 ・ 翌年3月

試験会場

試験案内所に記載された試験地の中から、希望する試験地を選択します。
試験会場は受験資格等の審査が終了した後に、郵送する受験通知書で通知されます。

受験料

貨物】【旅客
6,000円

過去数年の平均合格率および難易度

難易度は高く、年々合格率は低くなっています。

貨物
合格率:30%前後

旅客
合格率35%前後

主催・試験実施団体

名称:公益財団法人 運行管理者試験センター
住所:東京都港区芝大門1丁目16番地3号 芝大門116ビル7階