日経TESTの試験日程や内容と点数の能力評価ポイントおよびテキストや問題集を使用する勉強法、スコア(点数)分析データについてお伝えします。
日経TESTとは、経済知識と知識を実際の仕事に活かす考える力を総合した「ビジネスの基礎力」を客観的に測り診断するテストです。
経済知力はビジネスパーソンだけでなく、就活中の学生に求められる必須能力です。
資格または検定試験名(正式名称と通称)
日経TEST:(民間資格)
点数の能力評価ポイント
点数の上限は\(\,1,000\,\)点です。
≪点数の目安≫
●\(\,700\,\)点~
幅広い視野と高い知的能力を持った、高度なナレッジワーカー。
卓越したビジネスリーダーに成長できる可能性を持つ。
●\(\,600\,\)点~\(\,700\,\)点
企業人として必要な知識と知的能力をバランスよく備えた、状況対応力の高い人材。
ビジネスリーダーとしての資質を有する。
●\(\,400\,\)点~\(\,600\,\)点
日常のビジネス活動を着実にこなすことのできる、実務遂行力を備えた人材。
複雑・高度な問題への対応力の強化がカギとなる。
●~\(\,400\,\)点
ビジネス活動をこなすのに必要な知識・知力がやや不足。
知識の蓄積と思考力の強化への努力が求められる。
受験資格
誰でも受験できます。
試験内容と受験対策方法
試験内容
出題形式:四肢択一の選択式(マークシート方式)
出題数:\(\,100\,\)問
試験時間:\(\,80\,\)分
出題分野:実際のビジネスや経営を取り巻く分野から出題されます。
■経済・ビジネスの基礎知識
■マクロ経済
■金融・証券
■企業経営・産業動向
■流通・消費
■法務・社会
■国際経済 など
対策方法
テキスト・問題集での独学
日経TESTの勉強法は、新聞を丁寧に読むことやテレビのニュースや経済番組、経済雑誌の記事に常に関心を持ち、経済・社会のメカニズムへの理解を深めましょう。
経済や経営に関する書籍を読むこともとても参考になります。
日本経済新聞出版社から参考テキストとして出版されている『日経TEST公式テキスト~経済知力を磨く~』は、出題分野における最近の動きをコンパクトにまとめられていますので、大いに学習に活用しましょう。
また、厳選された\(\,200\,\)問と分かりやすい解説が収録されている『日経TEST 公式練習問題集』で力をつけましょう。
日経TESTの問題は非公開なので、過去問題集はありません。
日経TESTのHPでは、実際の日経TESTで出題される問題として「今週の一問」を正解と分かりやすい解説と一緒に掲載しているので活用ししましょう。
試験頻度および日時や時期
年\(\,2\,\)回実施 \(\,6\,\)月・\(\,11\,\)月
試験会場
全国\(\,14\,\)都市
札幌・盛岡・仙台・東京・横浜・新潟・金沢
名古屋・京都・大阪・広島・高松・福岡・熊本
※試験会場は受験票で確認してください。
受験料
\(\,5,000\,\)円(税別)
スコア(点数)分析データ
●職業別平均
【全体】\(\,521.3\,\)点
【社会人】\(\,527.4\,\)点
【学生】\(\,467.6\,\)点
【その他】\(\,559.8\,\)点
●就業年数別平均
【15年以上】\(\,540\,\)点
【10-15年】\(\,541\,\)点
【5-10年】\(\,524\,\)点
【3-5年】\(\,501\,\)点
【1-3年】\(\,479\,\)点
【大学生・大学院生】\(\,468\,\)点
●役職別平均
【取締役・執行役員】\(\,588\,\)点
【専門職】\(\,572\,\)点
【本部長・部長】\(\,564\,\)点
【課長・部次長】\(\,549\,\)点
【係長・主任】\(\,535\,\)点
【一般社員・職員】\(\,495\,\)点
【派遣社員】\(\,522\,\)点
主催・試験実施団体
名称:日経TEST運営センター
住所:東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング5F 日本出版販売株式会社内
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