地方公務員になるための、各地方自治体が行う採用試験の願書入手方法と試験日や受験資格および試験内容についてお伝えします。

地方公務員は地方公共団体で職務にあたる職員ですので、職場は各都道府県の県庁や市区町村役場、公立学校や病院、図書館などです。
住民が暮らしやすい生活環境を作る地域に密着した仕事を担当します。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

地方公務員:(採用試験)

試験区分

地方公務員には、【高卒程度】【短大卒程度】【大卒程度】【社会人経験者】など試験区分があります。

自治体によっては、「上級試験」「中級試験」「初級試験」「経験者試験」や「Ⅰ類」「Ⅱ類」「Ⅲ類」などと呼び名が異なります。

またその他に、警察官や消防官、資格免許職(保育士・栄養士 など)の試験があります。

各地方自治会の人事委員会に確認してください。

受験資格

受験資格は基本的に年齢が基準となります。

【高卒程度】  \(\,18\,\)歳~\(\,21\,\)歳程度
【短大卒程度】 \(\,20\,\)歳~\(\,25\,\)歳程度
【大卒程度】  \(\,22\,\)歳~\(\,29\,\)歳程度
【社会人経験者】自治体によって、年齢要件勤務年数の他に、一つの企業で継続した一定年数以上が必要とされる場合もあります。

学歴制限を設定している自治体もあって、年齢ではOKだけれど学歴で受験資格がクリアできないというケースもあるので注意してください。
また、日本国籍であることを受験資格としている自治体もあるので、各地方自治会の人事委員会に確認してください。

※警察官や消防官は、年齢と学歴要件に加えて、身体基準(視力や身長 など)も設定されています。

願書入手方法

受験希望地人事委員会に確認してください。

試験内容

各地方自治体や試験区分によって出題範囲は異なりますが、おおむね次のような試験が行われることが多いです。

【出題範囲】
\(\,1.\,\)教養試験
\(\,2.\,\)専門試験(土木・建築・機械 など各職務に必要な専門知識)
\(\,3.\,\)小論文・作文
\(\,4.\,\)適性検査
\(\,5.\,\)口述試験(面接試験 個別・集団)
\(\,6.\,\)身体検査 

※詳細については各地方自治体の人事委員会から発表されている試験要項を確認してください。

埼玉県では
各試験区分や職種ごとに、教養試験、専門試験、論文試験、作文試験、集団討論試験、プレゼンテーション試験などが行われます。

試験頻度および日時や時期

年\(\,1\,\)回実施
各地方自治体、実施年度、試験区分によって試験日は異なります。

各地方自治会の人事委員会に確認してください。

試験会場

各地方自治体の指定試験場

受験料

原則として無料

主催・試験実施団体

各地方自治体の人事委員会

 ⇒ 地方公務員の問い合わせ先 各地方自治体の人事委員会一覧

地方自治体の人事委員会一覧です。

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