事業承継アドバイザー3級は銀行業務検定試験の事業継承に関する検定です。
この検定試験の問題内容や科目内容、合格率と難易度や日程などをお伝えします。
事業承継アドバイザー3級検定試験は、事業承継におけるアドバイスを行うための基本や実務知識についての習得程度を測ることが目的となります。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

銀行業務検定試験 事業承継アドバイザー3級:(通称)事業承継アドバイザー3級(国家・民間・公的資格・採用試験)

 

受験資格

誰でも受験できます。

試験内容と受験対策方法

試験内容

出題形式:四答択一式・事例付四答択一式・記述式
問題数:\(38\) 問
・四答択一式 \(25\) 問(各 \(2\) 点)
・事例付四答択一式 \(5\) 事例 \(10\) 問(各 \(2\) 点)
・記述式 \(3\) 題(各 \(10\) 点)
試験科目:
■事業承継の基本知識(事業承継対策の基本と必要性/各種の承継方法の概要)
■事業承継と金融実務(取引先の現状把握と課題の認識/承継方法の決定と計画の立案/各承継方法共通の基本知識/親族内承継に関わる基本知識/親族外承継(従業員)に関わる基本知識/親族外承継(第三者)に関わる基本知識/M&Aの基本知識/廃業 など)
■その他関連知識等(他の機関等の事業承継関連の制度等/事業承継に関わるコンプライアンス)
合格基準:\(60\) %以上(\( 100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(180\) 分 
※試験開始後 \(60\) 分間と終了前 \(10\) 分間は退席禁止となっています。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム・電卓(金融計算電卓・関数・メモ機能付きはNGです。)

対策方法

テキスト・参考書での独学
通信講座・セミナー

銀行業務検定協会より、試験に関連した書籍や通信講座が紹介されています。

【関連する書籍】
●事業承継アドバイザー \(3\) 級 問題解説集

●渉外担当者のための 事業承継がよくわかる本(銀行業務検定試験 事業承継アドバイザー \(3\) 級 参考図書)
≪内容≫
・第 \(1\) 章 事業承継支援の基本 
・第 \(2\) 章 ヒアリングによる事業承継ニーズの発掘
・第 \(3\) 章 書面による現状把握
・第 \(4\) 章 承継方法の選定
・第 \(5\) 章 事業承継計画策定と進捗管理
・第 \(6\) 章 経営者・後継者とのコミュニケーション

●一問一答 金融機関のための事業承継の手引き(銀行業務検定試験 事業承継アドバイザー \(3\) 級 参考図書)
事業承継のトータルアドバイザーとしての手引書です。
≪内容≫
・第 \(1\) 章 事業承継の準備と進め方
・第 \(2\) 章 親族内承継
・第 \(3\) 章 企業内承継
・第 \(4\) 章 M&A
・第 \(5\) 章 非上場株式の税務上の評価
・第 \(6\) 章 個人事業主の事業承継
・第 \(7\) 章 事業承継における資金調達
・第 \(8\) 章 経営承継円滑化法
・第 \(9\) 章 事業承継税制
・第 \(10\) 章 会社法の活用
・第 \(11\) 章 持株会社の活用
・第 \(12\) 章 その他の活用

【関連する通信講座】
●営業店の事業承継支援コース

【関連するセミナー】
●事業承継アドバイザー \(3\) 級対策講座
開催地や場所・日程など、詳しくは経済法令研究会HPで確認してください。

通信講座や関連書籍で基礎知識を身につけ、過去問題を解き、出題傾向の把握し試験に備えることで合格を目指してください。

※試験に関連した書籍や通信講座の詳細は銀行業務検定協会HPで確認してください。

試験頻度および日時や時期

年 \(1\) 回実施  \(10\) 月

試験会場

銀行業務検定協会が全国約 \(215\) 地区に設置する約 \(220\) 会場

 ※各試験会場の詳細については受験票で確認してください。

受験料

\(4,320\) 円 (税込)

過去数年の平均合格率および難易度

【 \(2017\) 年】
 受験者数:\(1,530\) 名 
 合格者数:\(505\) 名 
 合格率:\(33.01\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{505}{1,530}\times 100≒33.0(%)\)

【 \(2016\) 年 新規実施
 受験者数:\(2,785\) 名 
 合格者数:\(1,536\) 名 
 合格率:\(55.15\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{1,536}{2,785}\times 100≒55.2(%)\)

試験問題は、四答択一式だけでなく事例付四答択一式や記述式で出題されるので、簡単に得点することは難しいと考えられ、やはり記述式問題は解答欄を埋めることが重要となってきます。

\(2016\) 年は新規の実施の年だったので合格率も \(50\) %をこえていましたが、翌年( \(2\) 年目)の \(2017\) 年からはやはり合格率も \(30\) %前後となっていることから、今後も難易度は高めとなる試験と予想されます。

主催・試験実施団体

名称:銀行業務検定協会/検定試験運営センター
住所:東京都新宿区市谷本村町3-21