信託業務3級は銀行業務検定試験の1つです。
ここでは検定試験の出題形式や試験科目と合格基準および合格率と難易度などの試験情報をお伝えします。
この検定は信託業務の担当者等に必要とされる基本的な実務知識について、その習得程度を測定することが目的になります。


資格または検定試験名(正式名称と通称)

銀行業務検定試験 信託実務3級:(通称)信託実務3級(民間資格)

受験資格

誰でも受験できます

試験内容と受験対策方法

試験内容

出題形式:五答択一式
問題数:\(50\) 問(各 \(2\) 点)
試験科目:
■信託の基礎(\(15\) 問)
■定型的な金銭の信託(\(5\) 問)
■従業員福祉に関する信託(\(7\) 問)
■証券に関する信託(\(8\) 問)
■資産流動化に関する信託(\(4\) 問)
■動産・不動産に関する信託(\(4\) 問)
■その他の信託・併営業務(\(7\) 問)
合格基準:\(60\) %以上(\(100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(150\) 分 
※試験開始後 \(60\) 分間、終了前 \(10\) 分間は退席禁止となります。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム 

対策方法

テキスト・参考書での独学
通信講座

銀行業務検定協会より、試験に関連した書籍や通信講座が紹介されています。

【関連する書籍】
●信託実務3級 問題解説集
過去の試験問題が年度ごとにまとめられ、解説ポイント欄で問題内容の理解ができるようになってるので、出題傾向の把握がしやすいでしょう。
●四訂 信託の基礎
新信託法や金融商品取引法等の最新の内容を盛り込まれ、信託の歴史やしくみ、会計や税務取扱いまで信託業務のすべてがわかる書籍です。

【関連する通信講座】
●信託実務コース (ST)
法改正、制度改正など最近の情勢を踏まえ、難解な信託の基本的なしくみから信託業務の実際までをわかりやすく学習できる内容になっています。

通信講座や関連書籍で基礎知識を身につけ、過去問題を解き、出題傾向の把握し試験に備えることで合格を目指してください。

※試験に関連した書籍や通信講座の詳細は銀行業務検定協会HPで確認してください。

試験頻度および日時や時期

年 \(1\) 回実施  \(6\) 月

試験会場

 銀行業務検定協会が全国約 \(215\) 地区に設置する約 \(220\) 会場

 ※各試験会場の詳細については受験票で確認してください。

受験料

 \(4,320\) 円 (税込)

過去数年の平均合格率および難易度

【\(2018\) 年】
 受験者数:\(4,548\) 名
 合格者数:\(1,574\) 名 
 合格率:\(34.61\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{1,574}{4,548}\times 100≒34.6(%)\)

【\(2017\) 年】
 受験者数:\(4,222\) 名
 合格者数:\(2,002\) 名
 合格率:\(47.42\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{2,002}{4,222}\times 100≒47.4(%)\)

【\(2016\) 年】
 受験者数:\(4,286\) 名
 合格者数:\(1,660\) 名
 合格率:\(38.73\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{1,660}{4,286}\times 100≒38.7(%)\)

試験問題は信託関係に限られているので範囲として狭いのですが、知識が無いと解けない問題が多いと言われています。
\(3\) 級だから大丈夫だろうと軽く考えていると試験で苦戦する可能性があります。

受験者は信託銀行の人が圧倒的に多いのですが合格率も低いことから、難易度高めと言えるでしょう。

主催・試験実施団体

名称:銀行業務検定協会/検定試験運営センター
住所:東京都新宿区市谷本村町3-21