商業経済検定3級の試験内容や日程、独学用の過去問と勉強法および合格率についてお伝えします。
商業経済検定区分は1~3級に分かれていて、経済社会において一般的な知識から経営活動に必要な知識やマーケティング、法律などの経済活動に関する知識を認定する資格です。
商業高校在学生は簿記などの資格と併用することで、就職にも有利となるでしょう。
資格または検定試験名(正式名称と通称)
商業経済検定試験3級:(通称)商業経済検定3級(民間資格)
\(\large{\color{magenta}{\fbox{3級}}}\)
「ビジネス基礎」に合格した場合
\(\large{\color{orange}{\fbox{2級}}}\)
「マーケティング・経済活動と法・ビジネス経済A・ビジネス経済B」のうちずれか\(\,1\,\)科目に合格した場合
⇒ 商業経済検定2級の試験内容,日程や独学用の過去問と勉強法および合格率
\(\large{\color{red}{\fbox{1級}}}\)
「マーケティング・経済活動と法・ビジネス経済A・ビジネス経済B」のうちいずれか\(\,2\,\)科目に合格した場合
⇒ 商業経済検定1級の試験内容,日程や独学用の過去問と勉強法および合格率
受験資格
\(\color{magenta}{\fbox{3級}}\)
誰でも受験できます。
試験内容と受験対策方法
試験内容
設問数は基準で、年度によって各項目の設問に若干の違いがあります。
\(\color{magenta}{\fbox{3級}}\)
試験時間:\(\,40\,\)分
試験科目:【ビジネス基礎】
①ビジネスとコミュニケーション(\(\,5\,\)問)
②ビジネスと売買取引(\(\,15\,\)問)
③経済と流通の基礎(\(\,20\,\)問)
④企業活動の基礎(\(\,10\,\)問)
問題数:\(\,50\,\)問
出題形式:
●直接解答型\(\,20\,\)問(\(\,4\,\)題×\(\,5\,\)問)
1.関連事項の結合問題
2.一定条件による細目分類問題
3.解答群付きの空欄補充問題
4.下線部の正誤判定・訂正問題
●本文参照型\(\,30\,\)問
配点:各\(\,2\,\)点
合格基準:70点以上(100点満点中)
対策方法
参考書や過去問題集での独学
●過去問題集
全商商業経済検定模擬試験問題集 \(\,3\,\)級
上記の問題集は商業高校で推奨しています。
問題集に記載されている必修用語をしっかり暗記して、その用語がどんな時に使われるかを理解しておくことが大切です。
商業経済検定試験はどれだけ暗記しているかがポイントになります。
過去問題を繰り返し解いて合格を目指してください。
全国商業高等学校協会HPにも平成\(\,19\,\)年度からの過去問題が掲載されているので活用しましょう。
試験頻度および日時や時期
年\(\,1\,\)回実施 \(\,2\,\)月
試験会場
全国各地(各都道府県の本部校が指定する試験場)
※全国商業高等学校協会で確認してください。
受験料
\(\,1\,\)科目につき \(\,1,300\,\)円
過去数年の平均合格率
\(\color{blue}{\fbox{ビジネス基礎}}\)
【平成\(\,29\,\)年度】
受験者数:\(\,32,928\,\)人
合格者数:\(\,26,168\,\)人
合格率:\(\,79.5\,\)%
【平成\(\,28\,\)年度】
受験者数:\(\,33,653\,\)人
合格者数:\(\,26,672\,\)人
合格率:\(\,79.3\,\)%
【平成\(\,27\,\)年度】
受験者数:\(\,35,346\,\)人
合格者数:\(\,26,042\,\)人
合格率:\(\,73.7\,\)%
\(\color{magenta}{\fbox{3級合格者}}\)
【平成\(\,29\,\)年度】 \(\,26,168\,\)人
【平成\(\,28\,\)年度】 \(\,26,672\,\)人
【平成\(\,27\,\)年度】 \(\,26,042\,\)人
\(\,3\,\)級の難易度は易しいです。
主催・試験実施団体
名称:公益財団法人 全国商業高等学校協会
住所:東京都新宿区大京町26
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