銀行業務検定試験のひとつ、窓口セールス3級の問題内容や試験の日程や出題形式および合格率と難易度をお伝えします。
窓口セールス3級の検定では、セールス兼任者としてのテラーに必要とされる基本的な実務知識と技能・応用力の習得度合いを測るのが目的になります。
資格または検定試験名(正式名称と通称)
銀行業務検定試験 窓口セールス3級:(通称)窓口セールス3級(民間資格)
受験資格
誰でも受験できます。
試験内容と受験対策方法
試験内容
出題形式:五答択一マークシート式
問題数:\(50\) 問(各 \(2\) 点)
※一部事例付
試験科目:
■窓口応対 五答択一式(\(5\) 問)
■業務知識 五答択一式(\(15\) 問)
■技能・応用 事例付五答択一式(\(15\) 事例 \(30\) 問)
合格基準:\(60\) %以上(\(100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(150\) 分
試験開始後 \(60\) 分間、終了前 \(10\) 分間は退席禁止となります。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム・電卓(金融計算電卓・関数・メモ機能付きは不可です。)
対策方法
テキスト・参考書での独学
通信講座
銀行業務検定協会より、試験に関連した書籍や通信講座が紹介されています。
【関連する書籍】
●窓口セールス \(3\) 級 問題解説集
過去の試験問題と解答ポイントが年度別にまとめられているので、 問題内容を理解しやすく出題傾向を把握できるので受験対策に適しています
【関連する通信講座】
●窓口セールス実践コース
顧客に選ばれるワンランク上の窓口担当者を目指すことを目的とした講座です。
・信頼されるセールスの手法
・望まれるサービスを提供するための業務知識や金融商品知識
・窓口セールス必要なスキルや知識
通信講座や関連書籍で基礎知識を身につけ、過去問題を解き、出題傾向の把握し試験に備えることで合格を目指してください。
※試験に関連した書籍や通信講座の詳細は銀行業務検定協会HPで確認してください。
試験頻度および日時や時期
年 \(1\) 回実施 \(6\) 月
試験会場
銀行業務検定協会が全国約 \(215\) 地区に設置する約 \(220\) 会場
※各試験会場の詳細については受験票で確認してください。
受験料
\(4,320\) 円 (税込)
過去数年の平均合格率および難易度
【\(2018\) 年】
受験者数:\(1,593\) 名
合格者数:\(369\) 名
合格率:\(23.16\) %
\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{369}{1,593}\times 100≒23.2(%)\)
【\(2017\) 年】
受験者数:\(1,773\) 名
合格者数:\(773\) 名
合格率:\(43.60\) %
\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{773}{1,773}\times 100≒43.6(%)\)
【\(2016\) 年】
受験者数:\(1,748\) 名
合格者数:\(901\) 名
合格率:\(51.54\) %
\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{901}{1,748}\times 100≒51.5(%)\)
窓口セールス \(3\) 級は試験問題の範囲がとても広く、技能・応用の事例付問題が大部分を占めているため、その年度によって合格率は大きく異なっています。
難易度は中くらいから高いの間を乱高下する可能性のある検定試験と言えるでしょう。
主催・試験実施団体
名称:銀行業務検定協会/検定試験運営センター
住所:東京都新宿区市谷本村町3-21
⇒ 銀行業務検定試験とは?難易度や合格率と系統と種目などの検定概要
銀行業務検定試験(23系統・36種類)の全てのリストはこちらにまとめてあります。
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