保険販売3級は銀行業務検定試験の1つです。
この検定試験の問題内容や科目、合格率と難易度や日程などをお伝えします。
保険販売3級検定試験は、保険販売に携わる金融機関の行職員に必要な保険制度、保険商品、関係法令、募集などの保険業務知識についての習得度を測ることが目的となります。

資格または検定試験名(正式名称と通称)

銀行業務検定試験 保険販売3級:(通称)保険販売3級(民間資格)

受験資格

誰でも受験できます。

試験内容と受験対策方法

試験内容

出題形式:四答択一式 
問題数:\(50\) 問(各 \(2\) 点)
試験科目:
■保険業務の基礎知識
■生命保険商品取扱いの知識
■損害保険商品取扱いの知識
■保険販売業務知識
合格基準:\(60\) %以上(\(100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(150\) 分 
※試験開始後 \(60\) 分間と終了前 \(10\) 分間は退席禁止となっています。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム・電卓(金融計算電卓・関数・メモ機能付きはNGです。)

対策方法

テキスト・参考書での独学
通信講座

銀行業務検定協会より、試験に関連した書籍や通信講座が紹介されています。

【関連書籍】
●保険販売 \(3\) 級 問題解説集
 最新の試験問題と年度ごとの過去問題にはそれぞれに解答例と正解が掲載され、出題傾向と内容の理解が分かりやすくまとめられています。

【関連する通信講座】
●実践 保険販売コース
(受講対象者: 営業担当者や窓口・相談担当者)
■銀行業務検定試験 保険販売 \(3\) 級に対応
保険プランニングや商品性の理解、コンサルティング・セールスへの結びつけ方、顧客保護のためのコンプライアンスを総合的に学習でき、事例をもとにプランニングからセールス提案までを具体的に学べる講座となっています。
≪受講内容≫
・保険業務の考え方と保険商品取扱いの知識
・保険商品セールスの実践とコンプライアンス
・保険プランニングと実践セールス・ポイント

通信講座や関連書籍で基礎知識を身につけ、過去問題を解き、出題傾向の把握し試験に備えることで合格を目指してください。

※試験に関連した書籍や通信講座の詳細は銀行業務検定協会HPで確認してください。

試験頻度および日時や時期

年 \(1\) 回実施  \(10\) 月

試験会場

銀行業務検定協会が全国約 \(215\) 地区に設置する約 \(220\) 会場

 ※各試験会場の詳細については受験票で確認してください。

受験料

 \(4,320\) 円 (税込)

過去数年の平均合格率および難易度

【\(2017\) 年】
 受験者数:\(1,234\) 名
 合格者数:\(435\) 名 
 合格率:\(35.25\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{435}{1,234}\times 100≒35.3(%)\)

【\(2016\) 年】
 受験者数:\(1,057\) 名
 合格者数:\(507\) 名 
 合格率:\(47.97\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{507}{1,057}\times 100≒48.0(%)\)

【\(2015\) 年】
 受験者数:\(1,202\) 名
 合格者数:\(427\) 名 
 合格率:\(35.52\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{427}{1,202}\times 100≒35.5(%)\)

合格率も \(40\) %前後となっており、難易度はやや高いと言えます。

主催・試験実施団体

名称:銀行業務検定協会/検定試験運営センター
住所:東京都新宿区市谷本村町3-21

 ⇒ 銀行業務検定試験とは?難易度や合格率と系統と種目などの検定概要

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