柔道整復師とは簡単に言えば、接骨院や整骨院で手術をしない治療を行うことができる人のことをいいます。
ここでは国家資格試験の受験資格や試験問題内容などの概要および合格率や難易度をお伝えします。
カイロプラティック師や指圧師とは違いますので間違えないように確認しておきましょう。


資格または検定試験名(正式名称と通称)

柔道整復国家試験:(通称)柔道整復士(骨つぎ)・(国家資格)

柔道整復師免許は柔道整復師法第 \(8\) 条の \(2\) 第 \(1\) 項にもとづいて、柔道整復師名簿に登録することで交付されます。
登録には申請手数料と登録免許税が必要となります。
【新規登録申請】
・手数料  4,800
・登録免許税  9,000

柔道整復師とは

一般的には「骨つぎ」として知られていますが、資格取得後は臨床研修を行い、「接骨院」や「整骨院」などの施術所を開業できます。
また、病院や接骨院などで勤務柔道整復師として働くこともできます。
打撲や捻挫、骨折、脱臼などの応急措置や回復させるために補助的治療を行いますが、薬品の投与や手術などの医療行為は禁止されています。

間違われることも少なくない、カイロプラティック師や指圧師は民間資格です。

受験資格

学校教育法第 \(90\) 条の規定によって、
大学に入学する事のできる者人で 、\(3\) 年以上 文部科学大臣が指定した学校または都道府県知事が指定した養成施設(専門学校)で、柔道整復師となるのに必要な知識及び技能を修得した人。

試験内容と受験対策方法

試験内容

試験は筆記試験のみで行われます。
試験形式:多肢選択方式
試験科目:
■解剖学
■生理学
■運動学
■病理学概論
■衛生学・公衆衛生学
■一般臨床医学
■外科学概論
■整形外科学
■リハビリテーション医学
■柔道整復理論
■関係法規

対策方法

大学・専門学校・養成所

基本的なことは学校で学んでいるので、過去問を解いて自分の弱い科目を見極めて、何度も何度も繰り返し学習しましょう。
学校での補講に参加し苦手科目を理解したり、模試を受けたりして試験に慣れることも大切です。

過去の国家試験問題は柔道整復研修試験財団HPでも見ることができます。

試験頻度および日時や時期

年 \(1\) 回実施  \(3\) 月

試験地

北海道・宮城県・東京都・石川県・愛知県・大阪府、・広島県・香川県・福岡県・沖縄県

※試験会場は柔道整復研修試験財団HPで確認してください。

受験料

\(16,500\) 円
 

過去数年の平均合格率および難易度

【平成 \(29\) 年度】
受験者人数:\(6,321\) 名
合格者人数:\(3,690\) 名
合格率:\(58.4\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{3,690}{6,321}\times 100≒58.47(%)\)

【平成 \(28\) 年度】
受験者人数:\(6,727\) 名
合格者人数:\(4,274\) 名
合格率:\(63.5\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{4,274}{6,727}\times 100≒63.5(%)\)

【平成 \(27\) 年度】
受験者人数:\(7,115\) 名
合格者人数:\(4,582\) 名
合格率:\(64.4\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{4,582}{7,115}\times 100≒64.4(%)\)

近年の合格率の平均は \(60\) %前後となっていますが、学校で学んできたことが出題されるので、学校においてしっかりと勉強していれば合格できる難易度で、それほど高くはないと言えます。

主催・試験実施団体

名称:公益財団法人 柔道整復研修試験財団
住所:東京都港区西新橋1-11-4 日土地西新橋ビル6階