年金アドバイザー4級・3級・2級は銀行業務検定試験の23系統あるうちの1つです。
級によって科目内容が変わりますので問題内容や合格率と難易度および日程などをお伝えします。
年金に関する最も基礎的な知識から、顧客相談や内部研修・指導に応じるための実践的・専門的な知識まで幅がありますので確認しておきましょう。


資格または検定試験名(正式名称と通称)

銀行業務検定試験 年金アドバイザー4級・3級・2級:(通称)年金アドバイザー4級・3級・2級(民間資格)

 \(\large{\color{green}{\fbox{4級}}}\) 

渉外・窓口の担当者などを対象に、年金に関する最も基礎的な知識の習得程度を測ることを目的とした試験です。

 \(\large{\color{magenta}{\fbox{3級}}}\)  

渉外・窓口の担当者などを対象に、顧客からの年金相談に応じるための基本的知識と実践的応用力の習得程度を測ることを目的とした試験です。

 \(\large{\color{red}{\fbox{2級}}}\)

年金専担者などを対象に、年金・公的保険に関する顧客相談や内部研修・指導に応じるための実践的・専門的知識の習得程度を測ることを目的とした試験です。

受験資格

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\)  \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\)  \(\color{red}{\fbox{2級}}\)

誰でも受験できます。

試験内容と受験対策方法

試験内容

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\) 

出題形式:三答択一式
問題数:\(50\) 問(各 \(2\) 点)
試験科目:
■年金の基礎 \(30\) 問
■老齢給付 \(10\) 問
■障害・遺族給付 \(6\) 問
■セールス・その他 \(4\) 問
合格基準:\(60\) %以上( \(100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(90\) 分 
※試験開始後 \(60\) 分間と終了前 \(10\) 分間は退席禁止となっています。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム・電卓(金融計算電卓・関数・メモ機能付きはNGです。)

 \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\) 

出題形式:五答択一式・事例付五答択一式
問題数:\(50\) 問
・五答択一式 \(30\) 問(各 \(2\) 点)   
・事例付五答択一式 \(10\) 事例 \(20\) 問(各 \(2\) 点)
試験科目:
■基本知識(五答択一式)
■技能・応用(事例付五答択一式)
わが国の社会保険制度とその仕組み/年金制度とその仕組み/年金給付の種類と支給要件/企業年金個人年金の仕組みの要点/裁定請求手続きと年金受給者の手続き 他
合格基準:\(60\) %以上( \(100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(150\) 分 
※試験開始後 \(60\) 分間と終了前 \(10\) 分間は退席禁止となっています。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム・電卓(金融計算電卓・関数・メモ機能付きはNGです。)

 \(\color{red}{\fbox{2級}}\) 

出題形式:記述式
問題数:\(10\) 題(各 \(10\) 点)
試験科目:社会保険制度の概要・沿革/公的年金制度の仕組み/年金給付と支給要件・年金額計算/企業年金・個人年金の仕組み/雇用・医療・介護保険制度/年金・退職一時金の税金/年金相談とその対応の仕方 他
合格基準:\(60\) %以上( \(100\) 点満点)
※試験委員会にて最終決定されます。
試験時間:\(180\) 分 
※試験開始後 \(60\) 分間と終了前 \(10\) 分間は退席禁止となっています。
持ち物:受験票・HBの鉛筆・消しゴム・電卓(金融計算電卓・関数・メモ機能付きはNGです。)

対策方法

テキスト・参考書での独学
通信講座

銀行業務検定協会より、試験に関連した書籍や通信講座が紹介されています。

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\) 

【関連書籍】
●年金アドバイザー \(4\) 級 問題解説集
●明解 年金の知識(銀行業務検定試験 年金アドバイザー \(4\) 級 参考図書)

【関連する通信講座】
●年金入門コース

 \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\) 

【関連する書籍】
●公式テキスト 年金アドバイザー \(3\) 級
●年金相談の実務(銀行業務検定試験 年金アドバイザー2級・3級 参考図書図書)
●銀行業務検定試験 年金アドバイザー \(3\) 級 直前整理 \(70\)  
●年金アドバイザー \(3\) 級 問題解説集 

【関連する通信講座】
●年金相談コース

【関連するセミナー】
●年金アドバイザー \(3\) 級対策講座
東京・大阪などで開催されます。
※経済法令研究会HPで詳細を確認してください。

 \(\color{red}{\fbox{2級}}\) 

【関連する書籍】
●年金相談の実務(銀行業務検定試験 年金アドバイザー \(2\) 級・ \(3\) 級 参考図書図書)
●年金アドバイザー \(2\) 級 問題解説集

【関連する通信講座】
●年金プロ養成コース

通信講座や関連書籍で基礎知識を身につけ、過去問題を解き、出題傾向の把握し試験に備えることで合格を目指してください。

※試験に関連した書籍や通信講座の詳細は銀行業務検定協会HPで確認してください。

試験頻度および日時や時期

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\)  \(\color{red}{\fbox{2級}}\) 

年 \(1\) 回実施  \(3\) 月

 \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\) 

年 \(2\) 回実施  \(3\) 月・\(10\) 月

試験会場

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\)  \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\)  \(\color{red}{\fbox{2級}}\) 

銀行業務検定協会が全国約 \(215\) 地区に設置する約 \(220\) 会場

 ※各試験会場の詳細については受験票で確認してください。

受験料

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\) \(3,240\) 円 (税込)

 \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\) \(4,320\) 円 (税込) 

 \(\color{red}{\fbox{2級}}\) \(6,480\) 円 (税込)

過去数年の平均合格率および難易度

 \(\color{green}{\fbox{4級}}\) 

【\(2018\) 年】
 受験者数:\(1,510\) 名
 合格者数:\(907\) 名 
 合格率:\(60.07\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{907}{1,510}\times 100≒60.1(%)\)

【\(2017\) 年】
受験者数:\(1,540\) 名
合格者数:\(963\) 名 
合格率:\(62.53\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{963}{1,540}\times 100≒62.5(%)\)

【\(2016\) 年】
 受験者数:\(1,704\) 名
 合格者数:\(1,133\) 名 
 合格率:\(59.10\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{1,133}{1,704}\times 100≒59.1(%)\)

 \(\color{magenta}{\fbox{3級}}\) 

【\(2018\) 年 \(3\) 月】
 受験者数:\(8,298\) 名
合格者数:\(3,181\) 名 
合格率:\(38.33\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{3,181}{8,298}\times 100≒38.3(%)\)

【\(2017\) 年 \(10\) 月】
 受験者数:\(8,215\) 名
 合格者数:\(2,852\) 名 
 合格率:\(34.72\)%

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{2,852}{8,215}\times 100≒34.7(%)\)

【\(2017\) 年 \(3\) 月】
 受験者数:\(9,220\) 名 
 合格者数:\(3,308\) 名 
 合格率:\(35.88\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{3,308}{9,220}\times 100≒35.9(%)\)

【\(2016\) 年 \(10\) 月】
 受験者数:\(9,140\) 名
 合格者数:\(3,458\) 名 
 合格率:\(37.83\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{3,458}{9,140}\times 100≒37.8(%)\)

【\(2016\) 年 \(3\) 月】
 受験者数:\(10,476\) 名
 合格者数:\(3,252\) 名 
 合格率:\(31.04\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{3,252}{10,476}\times 100≒31.0(%)\)

【\(2015\) 年 \(10\) 月】
 受験者数:\(11,330\) 名
 合格者数:\(4,967\) 名 
 合格率:\(43.84\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{4,967}{11,330}\times 100≒43.8(%)\)

 \(\color{red}{\fbox{2級}}\)

【\(2018\) 年】
 受験者数:\(1,638\) 名
 合格者数:\(432\) 名 
 合格率:\(26.37\) %

 \(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{432}{1,638}\times 100≒26.4(%)\)

【\(2017\) 年】
 受験者数:\(1,676\) 名
 合格者数:\(382\) 名 
 合格率:\(22.79\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{382}{1,676}\times 100≒22.8(%)\)

【\(2016\) 年】
 受験者数:\(1,903\) 名
 合格者数:\(429\) 名 
 合格率:\(22.54\) %

\(\displaystyle 合格率=\frac{合格者数}{受験者数}=\frac{429}{1,903}\times 100≒22.5(%)\)

年金アドバイザー検定試験は「社会保険労務士」の受験を考えている人が練習に受けるケースも多くあるため、 \(2\) 級、 \(3\) 級の受験者のレベルは比較的高めと言われていますが、合格率は低いです。
\(3\) 級もですが、特に \(2\) 級は試験問題が全て記述式の事もあり、難易度の高い検定試験と言えます。

\(4\) 級に関しては、年金の基礎的な部分な試験のため合格率は \(60\) %前後で、難易度は普通と言えるでしょう。

主催・試験実施団体

名称:銀行業務検定協会/検定試験運営センター
住所:東京都新宿区市谷本村町3-21