消費税率が2014年4月1日、17年ぶりに5%から8%に上がりました。
「数%の増税だとそれほど負担は変わらないのではないか?」とこんなふうに思っていた方は多いのではないでしょうか。
細かい分析は経済学者に任せて、個人で負担を減らす方法を見つけましょう。
脱税ではありませんよ。
消費税を上げることに反対しても消費税は上がってしまいました。
単純に個人で判断出来るなら9割以上の人は反対していたと思います。
安く買い物をしたいというのは誰でも思うことでしょう?
当然私もです。
だから、のほほんとしていられません。
消費税は遠くない未来10%に引き上げられます。
その時期がオリンピック前なのか後なのか、いつなのでしょう。
そこで、自分でできる消費税の負担を減らす方法や諸外国と日本の比較、消費税10%に引き上がる時期はオリンピック前なのか紹介します。
消費税とは
ものを購入するときに税金として国に払うのが消費税です。
これは購入した店が後で国に納めることになるので、購入店に払っているのではありません。
平成29年の8月現時点では8%です。
いずれ10%となりもっと増えるでしょう。
例えば8%は計算しにくいので10%で考えてみると、税抜き10000円の商品を買うとき消費税は1000円です。
税込み11000円で支払いをします。
(税込み価格)=(税抜き価格)× 1.1
ショップによっては税込み表示してくれていますが、税抜き表示(税込み表示していない)のショップもあるので、実は安いのは税込み表示してあるショップだったりします。
「100均」として有名なショップも税込み表示はしていません。
5%の消費税のときは全込み表示が義務だったのですが、8%に上がったときにどちらでも良いとなりました。
これはまだ増税する気満々だったからでしょうか。
納税は国民の義務ですので、嫌でも払わなければなりません。
脱税ではない負担を減らす方法
消費税の負担を少しでも減らしたいと思いませんか?
消費税を減らすことはできませんがその分還元される仕組みがあります。
先ずは買い物で2%取り戻しましょう。
いろいろとありますが、1つは一番身近なショップとなった楽天です。
楽天カードの年会費無料版を取得しましょう。
楽天は買い物すると少なくても1%のポイントが帰ってきますが、楽天カードで支払いをするとさらに1%帰ってきます。
さらに、これは楽天で買い物していなくても、公共料金の支払いや携帯代なども支払いをカードからにすれば1%が帰ってきます。
先ずは無料楽天カード会員になって5000円分取り戻しましょう。
上のサイトでカードを作ったら、あと数%増やしましょう。
さらに、買い物をするときに追加で最低1%増やす方法があります。
「ハピタス」を経由してショップに入り買い物をするとさらに1%は増えます。
ハピタス経由で買い物をすれば楽天だけではなくハピタス登録ショップだと数%還元されます。
300ポイント以上たまれば現金で受け取れます。
利用方法は簡単で、ハピタスにログインすると中に「楽天」の表示があるのでそこから楽天へいって買い物をするだけでポイントがたまります。
ハピタスの登録方法もマニュアルなしで登録可能なくらい簡単でした。
楽天カードを持っていて、ハピタス経由で買い物をすれば少なくとも3%は帰ってきます。
少なくともっていうのはハピタスにはいろいろなショップがあります。
ショップによっては7%という場合もあるからです。
ポイントの交換もゆうちょ銀行などに振り込んでくれたりと簡単です。
ポイントの現金化は通常の楽天ポイントなどはできませんが、ハピタスでは最低300ポイントを300円に交換してくれます。
それほど大金じゃないって思う人がいるかもしれませんが、このコツコツが大きいのです。
携帯代や買い物で月に数万円の支払いしているとしたら、1年放っておいたらゼロ円ですが、登録してあれば1年後には数千円以上にはなっています。
1万円も10万円も、それこそ1億円というお金も1円の貯まったものなのです。
2つの注意点
私が失敗した2つの注意点をお伝えします。
1.必ずハピタスから楽天に入ることです。
検索して、そのまま勢いで買ってしまうととハピタスポイントはたまりません。
2.ハピタスから入っても楽天の商品レビューページを見るとポイントがつかなくなるようです。
レビューを見てしまった場合は商品をきめて、カートには入れず、ハピタスから入り直してカートに入れて買い物しましょう。
消費税 諸外国と日本の比較
3% → 5% → 8% どんどん高くなっていく消費税ですが、諸外国と比較すると日本は高いのでしょうか? それとも低いのでしょうか?
そこで、諸外国の消費税はどのくらいなのか紹介します。
消費税(付加価値税)の標準税率
1.消費税25%
・デンマーク
・スウェーデン
・ノルウェー
2.消費税22%
・イタリア
3.消費税21%
・オランダ
・ベルギー
4.消費税20%
・フランス
・オーストリア
・イギリス
5.消費税19%
・ドイツ
6.消費税17%
・中国
7.消費税15%
・ニュージーランド
8.消費税12%
・フィリピン
9.消費税10%
・韓国
・インドネシア
10.消費税8%
・日本
11.消費税7%
・タイ
・シンガポール
12.消費税5%
・台湾
・カナダ
なんと、日本は下から数えた方が早い。
消費税は諸外国と比較すると低い方だったのですね。
消費税が10%になる時期はオリンピック前?
消費税率が10%へ引き上げは、平成31年(2019年)10月まで延期することが正式に表明されています。
ということは、2020年の東京オリンピックの時にはすでに消費税は10%ということです。
8%より計算はしやすくなりますが、そんな問題ではないですね。
オリンピックには色々なグッズが販売されることでしょう。
記念に揃えたいという人もたくさんいることでしょう。
私もその中の一人ですが、消費税が10%になるとやはりきついですね。
ちなみに、
私はオリンピックを観戦したいチケットを購入したい、たとえチケットが手に入らないとしても東京でオリンピックの雰囲気を味わいたいと思っています。
しかしその時には消費税は10%、交通費もホテル代も飲食代も高くなるのですよね。
やはり今からコツコツとカードを有効に使い、ポイントを貯めることから始めてみましょう。
「チリも積もれば山となる」です。
さいごに
以前は、いつもニコニコ現金払いが良いと思っていましたが、消費税率が高くなってくると常に現金払いにするのは少し考えた方がいいようです。
今は、大きな総合病院では、医療費もカードOKなところもあるくらいです。
カードを有効に使いポイントをコツコツ貯めることが、まずは自分で簡単にできる消費税の負担を減らすことです。
年会費無料のカードを作り、ポイントを貯めることからはじめてみませんか。